多摩の日々

季節や月日のうつろい日記

庭撮り

2025-11-12 04:00:36
2025-11-12 21:08:59
目次

自宅で天体写真を撮影するのは9月以来。その間天気が悪かったと言ってよい。ついこの司馬遼太郎フレーズを使ってしまう。~だと言える,でいいところを~と言って良い,というとなんか学問的に正しい感じがする。世間一般に認められたことだ,みたいなニュアンスである。実際天気が悪かったし,これが気候変動による天文趣味への悪影響だと言いたいのだ。たぶん直感的に間違いない,天気が悪くなっている。そういう意味で,良く晴れた日なので天体写真を撮った。M74といううお座の銀河。昨年トライしたが,変な色むらが出ていたのを取り直した。それから夜明け前には9等級だが尾が出ているアトラス彗星も撮れた。まずまずの収穫である。

大きいわりに暗いM74。幽霊銀河の名もある。望遠鏡で見てもぼんやりとした光のシミみたいに見えないだろうが,きれいな渦巻き銀河だと分かるのは写真技術の進歩としか言い様がない。

M74 を撮りっぱなしで,寝て起きたら2時になっていた(12時には撮影終わりなのに)明け方まで,何かないか適当に選んだのがこのIC417(ぎょしゃ座の星雲)。結構きれいに撮れた。

4時過ぎに家の屋根越しに見えてきたC/2025 K1という符号がつくアトラス彗星。SNSでこんなのが出ていることを知った。暗いけれど立派な尾が見えるのはめずらしいと思う。写真の画像処理をしたら11時くらいにおなかが空いて昼を食べて3時ぐらいまで昼寝。まあ暇なんでいいでしょう。

アトムCamの流星写真も明るいのが出ていた。

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soran tan