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朝，そろそろニンジンを収穫してみようかと，葉っぱが大きく育った株を物色したら，奥の方の株の葉っぱでカマキリが産卵しているのを見つけた。一昨日見たあのカマキリが逆さまになってニンジンの葉に取り付き，むかし草原の中で見たことがある薄茶色の卵嚢とおしりから糸みたいなのでつながっていた。2時間後ぐらいに見たら，カマキリはどこかに消えていた。ニンジンの収穫をしなければ気がつかなかった，と思うと運命的なものを感じた。君は我が家のファミリーの一員です。
ニンジンは，葉っぱが大きいからといって，本体が育っているとはかぎらなかった。二番目に大きいのが上の写真のもので，一番大きいのは実家の母に葉っぱ付きで持って行った。葉っぱをレンジでチンしてごま和えにして食べてみたが，茎が堅くて独特の苦みもあって不味かった。夕方母にそれを報告したら，乾かして粉にでもしてみると言っていた。内緒の場所にあるセンリョウの実をとってきてススキ，ツワブキの花と生けて飾った。花を生けるってこの字なんだと今気づいた。
