2月11日の祝日の夕方,ベルブ永山のホールで行われた「統一教会はNO!多摩市民連絡会」主催の鈴木エイト氏の講演会に行った(写真はその時のベルブ永山前のイルミネーション)。尾根幹線沿いの永山7丁目には旧統一教会が所有する土地(国士舘大と東京都立永山高校に隣接している)があって,以前から問題になっている。鈴木エイトさんは,長年統一教会を追い続けているジャーナリストとして,安倍晋三元首相銃撃事件以来,統一教会と政治家の問題が浮き彫りにされ,脚光を浴びるようになった。多摩市ではすでに2回も講演会が開かれているとのことで,我が家の直ぐそばにある土地でもあり,今回の選挙結果なども含め,今後どうなるかといった話を聞く機会ができたのはありがたかった。問題の宗教団体がこの3月に高裁からの解散命令を受けて解散すると,多摩の土地は財産として処分されるのだが,すでに教会が手を打って,帯広に本部がある天地正教という傘下の宗教団体に譲り渡されるらしい。これに対し文化庁などは被害者救済(補償金支払いなど)がきちんと行えるように法的な整備を急いでいるとのことだった。講演会には,多摩市の阿部市長も参加していて,挨拶だけでなく最後に自治体として対策を考えているとコメントしてくれた。この方は,今は数少ない革新系の自治体長の一人である。これを確認できたこともありがたかった。知らなかったのだが,鈴木エイトさんは,事件を起こした山上徹也被告と事件前にツイッターでつながりがあり,山上被告はエイトさんの記事を読んでいて,彼が安部首相をターゲットにしたことにエイトさんからの情報が関わっていたのではないかと憂慮されたそうだ(直接引き金になったとは言えないらしいが)。講演会で購入し,エイトさんからサインをもらった本「山上徹也とは何者だったのか」講談社α新書を読んでいる途中だが,今の日本のさまざまな有り様(右傾化やメディアの大政翼賛体制)が,この事件と深く関わっていることを強く感じる。エイトさんは特定の政党や政治家を支持したり批判するのではなく,あくまで反社会的宗教団体とつながった日本の政界という闇をメディアの力で明らかにして行くのが自分の使命だと語っている。講演の冒頭,自民党が大勝ちしてヘコんでる方が多いようですが,心配しなくても悪事は悪事ですから糾弾していけば良いんです,と言っていた。奈良地裁の公判をすべて傍聴したり,山上被告との接見その他取材の話など聞いて,この人ちょっとやつれた姿してると写真で思ったが,ほんとに死に物狂いで活動していることを知った。すごい人だと思う。また,本を読んで,宗教二世の問題がとても微妙なことだとか,人権など自分の知識が未熟だったと感じたり,この問題にかかわる情報(Xなど)を正しく理解できるように注意していこうと思っている。