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2月20日,永山のベルブホールで映画Silent Fall Outの自主上映会があり,見てきた。アメリカの核実験がどれほどの影響を及ぼしたか,実はよく知られていないのでは,というコンセプトで日本人映画監督の伊東英朗氏が2023年に製作したドキュメンタリー映画だ。ネバダ州の核実験によって,周辺住民が被曝していたというのは,広瀬隆の「ジョンウェインはなぜ死んだか」という本で知っていた。けれどそれにとどまらず太平洋の水爆実験の放射能も世界中に拡散または集積して被害をもたらしていた。その実態として,1960年ごろにセントルイスに住む女医ルイーズ・ライスの運動で集められた子供の乳歯から放射能を測定することによって明らかにされたという。子供の頃,第五福竜丸の被爆事件があって,外で遊んでいて雨が降ってくると親に,家に入りなさい,髪の毛が抜けるわよ,と言われたのを思い出す。娯楽ではなく,ICANや「核兵器をなくす日本キャンペーン」など関連団体による自主上映というイベントで,先日の鈴木エイトさんの講演会もそうだが,市民運動が身近になった気がする。これからも情報を集め,積極的に参加して行きたいと思った。